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「エペソでの宣教」

Bible Story

2022年8月14日

・・・使徒の働き19:1~20


暗唱聖句 使徒の働き19:20

『こうして、主のことばは力強く広まり、勢いを得ていった。』


 第三回伝道旅行の開始、パウロは願っていたエペソでの伝道を本格的に始めることとなりました。

エペソには12人ほどの弟子たちがいましたが、パウロが確認するとヨハネのバプテスマは受けたが聖霊がおられるのかどうか聞いたこともありませんとのことでした。パウロは、ヨハネがイエス様を信じるように人々に告げ悔い改めのバプテスマを授けたことを彼らに話しました。それを聞いた彼らは、主イエスの名によってバプテスマを受け、パウロが彼らの上に手を置くと聖霊が彼らの上に臨んだのでした。

 パウロは会堂に入って三ヶ月の間大胆に語り、神の国について論じて人々を説得しようとしましたが、ある人は心を頑なにして聞き入れず悪く言ったので、パウロは彼らから離れて毎日ティラノの講堂で論じました。

 神様は、パウロの手によって驚くべき力あるわざを行われ、それは病気が去り悪霊が出て行くほどでした。その様子を見たユダヤ人の巡回祈祷師たちは、信仰がないのにパウロをまね、イエスの御名を軽々しく唱えて悪霊を追い出そうとしたのですが、悪霊を追い出すどころか逆に打ちのめされけがを負いました。

 このことが、エペソに住むユダヤ人とギリシア人のすべてに知れ渡ったので、みな恐れを抱き、主イエスの名をあがめるようになりました。パウロのもとにはイエス様を信じた大勢の人々が訪れ、その罪を告白しました。また、魔術に手を染めていた人々は、高額なその書物を持ってきて、人々が見ているところで焼き捨て、それまでの罪と決別しました。

こうして、主のことばは力強く広まり、勢いを得ていったのです。

神様は、私たちをも変え、みわざのために用いてくださいます。恐れつつ神様に近づき、神様に喜ばれないものは捨てて、みことばを伝え続けましょう。



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