Bible Story
2024年7月21日
・・・ ヨハネの福音書 6:1-15、22-40
暗唱聖句 ヨハネの福音書 6:35
『わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。』
イエス様はガリラヤの湖、すなわち、ティベリアの湖の向こう岸に行かれました。大勢の群衆がイエスについて行きました。イエスが病人たちになさっていたしるしを見たからです。イエスは山に登り、弟子たちとともにそこに座られました。ユダヤ人の祭りである過越が近づいていました。
群衆を前にして、イエス様は「どこからパンを買って来て、この人たちに食べさせようか」と、ピリポを試すために言われました。ピリポはすかさず計算し、「一人ひとりが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません」と答えました。アンデレは、五つのパンと二匹の魚を持っている少年を連れてきながらも、「こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう」と言いました。
しかしイエス様は人々を座らせ、パンを取り、感謝の祈りをささげてから、座っている人たちに分け与えられたのです。魚も同じようにして、彼らが望むだけ与えられました。座った男の人の数は5000人、余ったパン切れを集めると十二のかごがいっぱいになりました。すると人々はイエス様を「預言者」と言ったり、新しい王にしようとしたりして喜びました。しかし、イエス様は、彼らの心が本当には神を求めていないことを見抜いておられました。
26節以降。イエス様の「・・・永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。」とのことばに、人々は「何をすべきでしょうか」と応答しています。それに対してイエス様が「信じること」と答えました。すでに五つのパンと二匹の魚で何千人もの人が満腹した奇跡を目の当たりにしていたのに、人々は今度は、信じるためにしるしが見たいと言います。するとイエス様は、「わたしがいのちのパンです。わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」とはっきり言われたのです。
イエス様が満たしてくださるのは体の必要だけではありません。イエス様のもとに行き、イエス様を信じる人は決して飢えることなく、渇くことがないというのは、私たちが毎日神様と共に生き、最後にはよみがえって神様の御国で生きる永遠のいのちをイエス様が与えてくださるからです。
いのちのパンである救い主イエス様を信じ、永遠のいのちを受け取りましょう。毎日みことばを読んで、お祈りをして、イエス様がくださるいのちをいつもいただきましょう。
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